Apple、「iMovie」「GarageBand」「iWork」を無料提供へ – 2013年以前のiOS端末とMacも対象

米国時間2017年4月18日にAppleは、「iOS」と「Mac」を利用しているすべてのユーザーに対し、「iMovie」「GarageBand」「iWork」を無料提供することを発表いたしました。
「iMovie」「GarageBand」「iWork」を無料化
従来までのAppleは、新しい「iOS」端末または「Mac」を購入したユーザーに対し、無料で「iWork」および「iLife」を提供しておりました。
「iOS」端末の中には、「iPad」や「iPhone」はもちろん、「iPod Touch」も含まれており、良心的な無料提供と言えるだろう。
さらにiWorkは、「Keynotes」「Pages」「Numbers」「iPhotos」などのApple独自のソフトウェアが同梱されており、Appleの独自ソフトウェアをまとめて購入することができる。
嬉しいことに、Appleは、「iMovie」「GarageBand」「iWork」の無償化を「現在MacやiOSを利用しているすべてのユーザーが対象となっている」ことを発表しました
2013年以前にiOSまたはMacを購入しているユーザーは、各アプリを9.99ドル(約1,000円)で購入したり、iWorkを19.99ドル(約2,000円)で購入する必要がありましたが、本日からその必要はなくなりました。
iWorkの中身
iWorkの中身は、「Keynotes」「Pages」「Numbers」「iPhotos」が含まれおります。
これらのソフトウェアは、Microsoftの「Microsoft Office」やGoogleの「Google ドキュメント」に相当するソフトウェアである。
iWorkを活用することで、Microsorf Officeを必要とするある程度の作業はiWorkで作業することが可能だ。
そのため、Microsoft Officeを購入しなくても、Excelのような表計算やWordのような資料作成などの作業を行うことができる。
なお、一般的なMicrosoft OfficeとiWorkの関係性は以下の通りです。
- Word : Pages
- Excel : Numbers
- Power Point : Keynotes
- ペイント : iPhotos
なお、Appleの元CEOであるスティーブ・ジョブズ氏が製品発表で使用しているソフトウェアはiWorkの「Keynotes」を使用していることから、シンプルなプレゼンテーションを行いたいユーザーは今回の無料提供を機会に利用してみてはいかがでしょうか。
iMovieとGarageBandも無料提供
iMovie
今回の無料提供は、「iMovie」や「GarageBand」も含まれております。
「iMovie」とは、動画編集ソフトであり、簡単な操作で動画に文字やアニメーションを追加することが可能な動画編集ソフトウェアだ。
初心者でも簡単に扱うことができるため、編集が容易であるにも関わらず、品質の高い動画を作成できることからYouTubeなどの動画配信サービスで多く使用されている。
GarageBand
「GarageBand」は、Appleの代表的なソフトウェアであり、演奏した音楽の収録などができることが特徴的だ。
「GarageBand」で収録した音楽を音声ファイルに書き出せるため、簡単に作曲することができる。
また、すでに持っている音声ファイルの上に収録した音楽を上乗せすることが可能なので、ギターなどで演奏し、既存の曲に乗せて聞くことができます。
今回のAppleの無償提供により、中古のiOS端末やMacを購入しても、「iMovie」「GarageBand」「iWork」が利用できるようななったと推測されます。
その為、中古端末の購入後にiWorkなどの購入費用を削減することが可能となりました。
ですが、無償提供であれば、iOSやmacOSの中に最初から含まれていても良いのではないかと思われます。
出典元:Clnet
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