Surface Pro 4とSurface BookのOfficeが「Office 360」と誤認識してしまう不具合が発生中

2017年4月14日にMicrosoftは、同社の「Surface Pro 4」と「Surface Book」に内蔵されている永久ライセンスである「Office Home & Business Premium」が「Office 360」と誤認識される不具合が発生中であることがわかりました。
なお、現在では対処法がすでに公開されているようです。
不具合の内容
対象となっているのは、「2016年5月から2017年2月」までに出荷された、一部の「Surface Pro 4」と「Surface Book」となっております。
Surfaceシリーズに同梱されている「Microsoft Office」は、「Office Home & Business Premium」と呼ばれるものが内蔵されている。
その為、Surfaceシリーズに内蔵されている「Microsoft Office」は永久ライセンスが保証されているものなので、永続的に利用することができる。
同梱されたOfficeとOffice 360
今回の不具合では、Surface Pro 4とSurface Bookに内蔵されている「Office Home & Business Premium」をサブスクリプションである「Office 360」と誤認識しているようだ。
「Office 360」は、元々一年ライセンスを購入することで利用できるOfficeであり、誤認識により正確なライセンスができなくなっているようだ。
現在、「Office 360」として認識され、月額料金を払ってしまったなどの被害報告はありませんが、Surface Pro 4とSurface Bookを所有しているユーザーは、一度確認することをおすすめします。
誤認識の解消方法
Surface Pro 4とSurface Bookのいずれかで、誤認識により「Office Home & Business Premium」が「Office 360」として認識された場合は、永続版ライセンスに設定変更することで解消されるようだ。
サブスクリプション版の「Office 360」は、1年間のみ有効なライセンスとなっており、アクティベーションから1年後にライセンスの更新を促す通知が表示される。
なお、「コントロールパネル]→[プログラム]→[プログラムと機能]でインストールされているOfficeを確認できるが、Microsoft Office 365インストールされている場合は、アンインストールする必要があるようです。
もちろんOfficeのアンインストール後は、新たにインストールする必要がありますので、ご注意ください。
[プログラムと機能]で「Microsoft Office Home and Business Premium」と表記されていた場合は、正しく永続版のOfficeがインストールされているとのこと。
Officeのバージョン確認や永続ライセンスの設定については、以下のサイトを参照ください。
Microsortが正式に公開している該当端末は以下の通りです。
[対象の製品]
・ 2016 年 5 月末から 2017 年 2 月末までに出荷した、Surface Pro 4 の一部
・ 2016 年 7 月から 2017 年 2 月末までに出荷した、Surface Book の一部
出典元:一部の Surface に搭載された Office が Office 365 として認識されてしまう事象についてのお知らせ
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