Microsoft、Windows Vistaのサポートを2017年4月11日をもって終了 – Windows 7は2020年1月14日

2017年4月11日にMicrosoftは、同社のオペレーティング・システムである「Windows Vista」のサポートを2017年4月11日をもってサポートを終了したことを発表致しました。
次にサポートの終了が予告されている「Widnows 7」とのサポート期限は「2020年1月14日」となっている。
Windows Vistaのサポート終了
2017年4月11日をもって終了された「Windows Vista Serviice Pack 2 (SP2)」は、近日までセキュリティ更新プログラムのみ提供されておりました。
Microsoftは、サポートが有償となる延長サポート期間を設けておりましたが、2017年4月11日をもって終了となりました。
Windows XPのサポートの終了と同じように、Windows Vistaは2017年4月12日から脆弱性があってもセキュリティパッチが配信されることはありません。
このMicrosoftのサポートの終了は、サポートしていたオペレーティング・システムの脆弱性が修復されないことを意味するため、大変危険な状態となります。
そのためMicrosoftは、現在の最新バージョンである「Windows 10」へのアップデートを推奨している。
Windows 7のサポート期限
次にサポートの終了が予告されているWindowsシリーズは、もっとも利用者が多い「Widnows 7」となっている。
「Windows 7」のサポート期限は「2020年1月14日」となっており、現在(2017年4月11日)から約3年後となります。
なお、日本MicrosoftはWindows 7のサポート終了前には、従来よりも早い段階から新しいOSへの移行を啓発していきたいとコメントしている。
これは、Windows XPのサポートを終了する際に、多くのユーザーや企業から反発があったため、Microsoftとしても早い段階にユーザーへ移行してもらえるようにアナウンスしていくようだ。
DC Japanが2017年3月に発表したWindow 7のサポート終了期間に関する調査によると、2016年の段階でWindows 7からWindows 10への移行計画を行っていた企業は約56%であることが判明している。
この統計データからDC Japanは、Windows 7のサポート終了期間から1年前となる2019年1月時点でのWindows 7の残存率は34.6%になると予測している。
Microsoftが前もってWindows 7のサポートの終了を啓発していても、2019年時点では3割ものユーザーがWindows 7を利用していることになる。
なお、Microsoftが近日中に公開予定の「Windows 10 Creaturs Update」をアピールしており、より多くのユーザーがWindowss 10へ移行するように行動しているようだ。
さらにWindows 8.1のメインストリームサポートが2018年1月9日で終了し、延長サポートは2023年1月10日でサポートが終了されるようです。
すでにWindows 10の無料アップグレード期間は終了しておりますが、早い段階から最新OSへ移行することをおすすめします。
出典元:IDC Japan
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