Starbucks、モバイルオーダーのみのテスト店を本社内で実施中

2017年4月1日にStarbucksは、オーダーをモバイル端末のみに対応した店を本社内でテスト中であることが新たにわかりました。
Starbacksのモバイルオーダー
Starbucksのモバイルオーダーシステムは2015年から実施されている。
同サービスは、モバイルオーダーに対応した店舗に対し、事前オーダーすることで後は店で受け取ることができる。
モバイルオーダーのメリットは、事前に商品をオーダーし、スマートフォンから前払いすることができる。
オーダーは、Starbucksのアプリケーションで行い、「商品」と「店舗」、「前払い」を指定することで、受取予定時刻を教えてくれるようだ。
オーダーした店舗へ受け取りに行くと、受取口にすでに商品が置いてあったり、店員から声をかけてくれるなど受け取る方法は店舗によって様々だ。
これによりモバイルオーダーを利用しているユーザーは、注文のために並ぶ必要がなくなり、店舗で商品を受け取るだけとなる。
この手軽さから、多くのユーザーが利用し始め注目を集めておりました。
しかし、このモバイルオーダーシステムには大きな欠点がある。
Starbucksは2015年から今年までの2年間で、人気の店舗に「モバイルオーダー」と「足を運んでオーダーする人」で行列ができてしまった問題を発表している。
モバイルオーダーの需要は、Starbucksが予想していたよりも大きいもので、多くの人々が利用し、結果として仮想空間上で行列ができてしまったようだ。
そこでStarbucksは、モバイルオーダーのみ店舗を設置することを検討し、シアトルの本社内にテスト店として、モバイルオーダーのみに対応した店舗を設置したようだ。
モバイルオーダーのみ対応店
ReutersによるとStarbucksは、本社内にある2つ店舗のうち1店舗が2017年4月の第2週中にモバイルオーダーのみに対応したテスト店になるようだ。
同誌によると、本社内に所属している約5,000名の社員がテストを行い、社員が行ったモバイルオーダーは、すべてテスト店に送信されるようだ。
なお、テスト店はモバイルオーダーに特化させるために改装され、より目立った受取口へ変更したり、よりバリスタ達(コーヒーを淹れる人)がコーヒーを淹れるている姿が見えるようになると報じられております。
モバイルオーダーのテスト店で実施されているテストに問題がない場合は、早い段階へ一般に公開されると報じられております。
日本のStarbuksも注文するために並ぶ機会が多いため、是非ともモバイルオーダーの対応店を全世界で対応してほしいものです。
出典元:REUTERS
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