テスラ、今期の納車が2.5万台であるこを発表 – 2018年は50万台を目標か

2017年4月2日に自動運転や電気自動車で有名なテスラが、2017年の第1四半期の納車数が、過去最高の2.5万台を達成したことを発表しました。
テスラの販売台数
テスラは、2017年の第1四半期に2.5万台もの納車を達成しており、これは年初の株主向けのガイダンス通りの納車台数を達成したことにもなる。
現在テスラ会長兼CEOを務めるイーロン・マスク氏は、「2018年に年間生産台数を50万台を目標とする」とコメントしておりました。
2017年の第1四半期に2.5万台売り上げたことは、テスラとして予想通りの結果でしたが、2018年までに掲げている納車台数50万台までは、まだまだほど遠い。
なおテスラは、2017年3月31日で2万5,418台のモデルSセダンと、モデルXクロスオーバーを生産しており、前四半期の2万5,185台を上回る数値となった。
テスラの自動車は、グローバル環境下で1台あたりのコストが10万ドル以上に及ぶことを発表し、納車台数の総合計は3万5,000台となっており、2016年の同四半期より69%の伸び率となっている。
2016年の同四半期の納車台数は、モデルSセダンが1万3,450台で、モデルXクロスオーバーが1万1,550台となっていた。
2017年4月2日付けで、今回テスラが発表した納車台数と、株主向けガイダンスの予想納車台数との誤差は0.5%だとコメントしている。
テスラは先月に、株式と転換社債の発行により12億ドル(約223億円)の資金を調達している。
この12億ドルは、モデルチェンジしたモデルSセダンの生産をより効率化させるための軍資金として使用されるようだ。
テスラのモデルSセダンは、他のモデルよりも低価格な量産モデルとなっており、基本価格は2万5,000ドル(約388万9,000円)となっている。
テスラ車の予約システムは、予約金1,000ドル(約11万円)が必要な話は有名ですが、すでにモデル3の予約は世界で40万人に及んでいるようです。
テスラはこの40万台の新車両を予定通り第3四半期に納車を開始すると発表しておりますが、メディアの間では「実現が難しい」と報じられている。
また、テスラの予想台数は2018年に50万台、2020年までに100万台という目標を掲げている。
この根拠となるのが、50億もの大金を投資した「ネバダ州のバッテリー工場のギガファクトリー」の建設だ。
「ネバダ州にバッテリー工場のギガファクトリー」は、車用のリチウムイオンバッテリーを量産する工場となっており、車用のリチウムイオンバッテリーの生産だけではなく、家庭用蓄電池や、太陽光発電のソーラーシティで用いるソーラーパネルなどの研究も行っている。
この工場によりテスラは、電気自動車の動力源となるバッテリーの生産性を加速させ、従来よりも多くの納車台数を達成できるとされております。
テスラは、新しいモデルSセダンやモデル3をこの工場により、どれほどの生産量を達成できるか、注目を集めております。
出典元:Forbes
お気軽にお書きください