Google、Android Ware 2.0でバグが見つかる – 提供が遅れる可能性も

現地時間2017年3月31日にGoogleが開発している、ウェアラブルディバイス向けOSである「Android Ware 2.0」のテスト中にバグが見つかり、提供までに大幅な遅延が発生する可能性があることがわかりました。
Android Ware 2.0
Googleが開発している「Android Ware 2.0」が現在搭載されているスマートウォッチは、LGから販売されている「LG Watch Style」と「LG Watch Sport」のみとなっている。
Googleは、「Android Ware 2.0」を2017年の2月に発表し、先行して上の2つディバイスに搭載している。
Googleは、「Android Ware 2.0」のアップデートを3つのスマートウォッチに展開する予定であることを事前に発表している。
発表された3つのスマートウォッチは「Fossil Q Founder」とCasioの「Smart Outdoor Watch WSD-F10」、「Tag Heuer Connected」であるとされており、各端末へのアップデートが控えている状態だ。
しかし、他の端末で「Android Ware 2.0」の最終テストを行っていたところ、バグが検出されてしまい、アップデートを配信することが遅れていることを発表している。
なお、このバグが修復され、テストをクリアすることができればすぐに、残りの端末へアップデートデータを配信するとコメントしている。
Fossil Q Founder、Casio Smart Outdoor Watch WSD-F10、Tag Heuer ConnectedへのAndroid Wear 2.0のアップデートを開始しました。
他のデバイスの最終テストで発見されたバグのため、現在アップデートが遅れています。
問題が解決され次第、残りのデバイスにアップデートを配信します。
Googleによると、「Android Ware 2.0」は元々、2016年中に配信するスケージュールだったようです。
そのため、「Android Ware 2.0」の配信が遅れたことは、初めてではないが、結果としてさらに配信日が伸びでしまっている。
Android Ware 2.0の配信予定端末
- ASUS ZenWatch 2
- ASUS ZenWatch 3
- Casio Smart Outdoor Watch
- Casio PRO TREK Smart
- Fossil Q Founder
- Fossil Q Marshal
- Fossil Q Wander
- Huawei Watch
- LG G Watch R
- LG Watch Urbane
- LG Watch Urbane 2nd Edition LTE
- Michael Kors Access Smartwatches (Dylan and Bradshaw)
- Moto 360 2nd Gen
- Moto 360 for Women
- Moto 360 Sport
- New Balance RunIQ
- Nixon Mission
- Polar M600
- Tag Heuer Connected
出典元:9TO5Google
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