Microsoft、Office 365のアップデートでExcelのリアルタイム修正機能を追加

現地時間2017年3月28日にMicrosoftは、同社のサービスであるOffice 365の月例更新を公式ブログで発表したことが新たにわかりました。
アップデート内容には、待望のMicrosoft Office Excelに共同編集機能が新たに追加れているようだ。
Excel – 共同編集機能
今回のOffice 365のアップデートで、Excelのリアルタイム編集が可能になる共同編集機能が新たに追加されました。
この機能は、デスクトップ版のExcelのみならず、「Android」や「iOS」、「Windows 10 Mobile」向けに提供しているアプリケーションでも利用することが可能だ。
さらに、今後はMacOS版のExcelのも共同編集機能を実施する予定であることをアナウンスしている。
こちらの画像は、実際にアップデートされたExcelで、自分以外のユーザーがリアルタイムで編集している内容が反映されている。
Microsoftの公式ブログによると、共同編集機能は「Android」「iOS」「Windows 10 Mobile」版のExcelであれば、すべてのユーザーが利用できるが、デスクトップ版については、Office Insiderのファーストリングを選択しているときだけ反映されるようだ。
その他のアップデート内容
Office 365は、OneDriveを使った連携がセールスポイントでしたが、自動保存機能については、一定の条件がありました。
今回の月例更新では、OneDriveに格納されているデスクトップ版のWordとExcel、PowerPointにも自動保存機能が新たに追加されました。
さらにOneDriveのみならず「SharePoint Online」や「OneDrive Business」にも対応しており、単独や共同修正中でも利用することができる。
Microsoft Bookings
2017年3月20日にお披露目された「Microsoft Bookings」もブログでアナウンスされている。
Microsoft Bookingsは、Office 365 Business Premium利用者を対象とした予約システムで、主に企業間のスケージュール管理に用いられるサービスだ。
このサービスは、2016年から米国やカナダでサービスインされましたが、今月から日本を含む世界各国で利用することが可能になるようです。
OneNote
もちろんOneNoteも今回のアップデート対象となっております。
新たな機能として、手書きの方程式をグラフ化する機能や、方程式の解を求める機能が追加されたようです。
さらに、視覚障害者の補助機能として、OneNote内にある「あやしいURL」を警告する「Accessibly Checker」を追加しております。
今回発表された機能は、すべてのOffice 365ユーザーに提供される予定だ。
出典元:Office Blogs
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