Google、Goolge Talkの終了に伴いハングアウトのSMS機能も削除

現地時間2017年3月24日にGoogleが、Google Talkを2017年6月26日にハングアウトと合併することを発表し、事実上、Google Talkを終了することを発表した。
Googleは、Google Talkの終了に伴い、「Gmail」と「ハングアウト」、「Google+」などと言った同社のコミュニケーションツールの一部変更についても発表している。
Google Talkの終了
Google Talkは、2005年にサービスインされたメッセージングアプリケーションとなっている。
しかし、同年にサービスインされたハングアウトに取って代わったが、Google TalkはGmail内のチャット機能として活躍している。
Googleは、Google Talkが2017年6月26日にハングアウトと合併することを発表しており、同日付をもって自動移行される。
Android端末にGoogle Talkがまだインストールされている場合は、6月26日利用できなくなるとのこと。
なお、Google PlayでのGoogle Talkの配信は2013年に削除されている。
Google Talkは、メッセージプロトコル「XMPP」をサポートしており、サードパーティ製のメッセージアプリケーションとの連携が可能でした。
しかし、2017年6月26日まではハングアウトとXMPPの利用は可能ですが、6月26日以降はサードパーティ性のアプリケーションとXMPPフェデレーションはサポート外となる。
ハングアウトのSMS機能が削除
Androidアプリケーションであるハングアウトは、Googleアカウント同士のコミュニケーションや電話番号を使ったSMS機能が可能だ。
ハングアウトのSMS機能が2017年5月22日をもって削除することをGoolgeが発表している。
Googleは、ハングアウトをビシネス向けのコラボレーションツールとしており、10日にビデオ会議機能を「Hangouts Meet」、メッセージング機能を「Hangouts Chat」に分割するようだ。
なお、ハングアウトの代わりに「Androidメッセージ」をSMSアプリケーションとして強化していく姿勢だ。
Gmail Labsなどのサービスの削除
今回の発表でGmail Labsの一分機能を2017年4月24日をもって削除することを発表している。
削除対象となっている機能は以下のとおりです。
- 確認済み送信者を示す認証アイコン
- Google Voiceプレイヤー
- Picasaのプレビュー
- チャットの画像
- クイック リンク
- テキストを選択して引用
- スマートラベル
- Yelpのプレビュー
またGoogleは、2017年4月24日をもって、GmailからGoogle+プロフィールにメールすることができる機能と、Google+サークルを利用することができる機能を削除することをアナウンスしている。
出典元:ITmedia
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