Twitter、テロを助長するアカウント63万件を停止へ

2017年3月22日にTwitterが、テロを助長したとみなすツイートを行ったアカウント63万件を停止したことがわかりました。
アカウントの停止
同社は、米国時間2017年3月21日に「2016年7月~12月」までの半年間で、テロを助長したとみなしたアカウントが37万6,890件発見したことを発表している。
なお、検出されたアカウントは、すでにアカウント停止が実行されている。
検出された「37万6,890件」は、Twitter独自のツールに発見されており、悪質なアカウントを自動で検出できることを表している。
今回のアカウント停止を含め、2015年8月からTwitterが停止したアカウントの数は累計「63万6248件」となった。
Twitterは、同社のサービスを利用したテロリストによる宣伝阻止するため、People Against Violent ExtremismやLumenプロジェクトといった組織と連携している。
また、悪質なアカウントの排除は、同じソーシャルネットワークサービスを提供している「Facebook」も積極的に洗い出しを行っている。
Twitterは厳しい利用規約を公開しており、低品質なツイートや、悪意のあるツイート、攻撃的なツイートなど様々な行為を禁止しており、利用規約を破ったアカウントはアカウント停止が実行されている。
今回の報道では、「攻撃的かつテロを助長するツイート」が対象とされており、テロを助長するツイートに限らず攻撃的なツイートもアカウントの対象となる。
2017年のTwitter
Twitterは、2016年の後半からこうした低品質なアカウントへの取締を強化している。
同社は、今年に入り様々な低品質なアカウントを検出するツールを用意していることを発表しており、低品質なアカウントを撲滅する動きが目立つ。
近い将来では、低品質なアカウントを停止するだけではなく、ユーザーのメールアドレスなどの情報から新アカウントを発行させないツールも用意されているようだ。
これは、使い捨てのメールアドレスにも対策が施されており、安易にアカウントを作成させないための抑止力になると推測されます。
2017年だけでも、同社は「低品質なアカウントを検出・停止するツール」と「低品質なアカウントを2度と作らせないツール」を用意していると噂されており、Twitter全体の品質の向上を目指している。
Twitterは、非常に便利なツールで誰でも手軽に利用できるだけに、悪意のある行為を簡単にできてしまうツールでもあります。
Twitterでツイートする場合は、一度よく考えてからツーとボタンを押すことをおすすめします。
出典元:hatenaブックマーク
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