Facebook、Messenger Dayを公開 – 24時間でコンテンツを削除

米国時間2017年3月9日にFacebookが、24時間でコンテンツを自動で削除できる「Messenger Day」を全世界へ公開したことが明らかになりました。
Messenger Day
Messenger Dayは、ポーランドやオーストラリアなどを中心に数百万にのユーザーを対象としたテストを終え、iOSとAndroid、デスクトップのメッセージ画面にて公開されました。
Messenger Dayにより写真や動画などのコンテンツを公開した後に、24時間後に自動でコンテンツを削除することができる。
今回のリリースに対してTCは、「Messenger Dayが軌道に乗ればMessengerが最近強化したカメラ機能と共にビジュアル・コミュニケーションの推進にも拍車がかかるだろう」とコメントしている。
さらに、Facebookのメッセージング担当VRである「David Marcus氏」は、Messenger Dayには将来、広告が挿入されMessengerで最大の収入源になるだろうとコメントしているようだ。
SnapchatとFacebook
FacebookのMessengerには多くの競合がおり、なかでもSnapchatとシェア争いを繰り広げている。
Messengerはすでに10億人が使用しており、Messenger Dayの発表と同時にライバルである「Snap」の株価が僅かに下る減少も見受けられた。
実は、Messenger Dayの機能はすでに「Snap」に導入されていた機能であり、Facebookは後追いする形となっている。
このことから、Facebookは「Snap」を強く意識しており、メッセージアプリ関連のシェアに対し敏感になっている。
しかし、Facebookは、Snapchatにはない機能として「Active Now(オンライン中)」を導入している。
「Active Now(オンライン中)」によりMessenger Dayは相手とすぐにチャットができることを示す機能となっている。
さらにMessenger Dayでは、通常のSNSと同様にコンテンツに対してシェアする機能もある。
シェアされたコンテンツは、もちろんMessenger Dayの機能により24時間後に削除される。
これにより、友達をディナーに誘って無視されても、無事になかったことにできるようだ。
さらに、Messenger Dayから写真をすぐに投稿するために、画面下のシャッターボタンを押せばすぐにカメラへ切り替えられるようだ。
これまでの印象としては、Facebookの特徴である「友達がオンライン中かどうか」などの付加価値がついた「24時間後藤康が削除されるInstagram」のように感じられます。
出典元:TC
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