PS Pro 4、バージョン4.50にてブーストモードを追加 -外付けHDDからゲームを起動など新機能多数

2017年3月9日にSONYは、PlayStation Pro 4(PS Pro 4)にて最新システムソフトウェア バージョン「v4.50」のアップデートを配信開始を発表しました。
バージョン4.50では、様々な新機能が追加されておりPS4の上位モデルである「PS Pro 4」の高スペックを活かしたアップデートとなっております。
中でも外付けハードディスクからゲームを起動できる「ブーストモード」や「外付けハードディスクの拡張ストレージ化」、「PS VRがBlu-ray 3Dへ対応」などが注目されております。
その他のアップデート内容では、スクリーンショットの壁紙化やアクティビティーの強化、システムUIの改善など多数の改良が施されております。
YouTubeのPlay Station Japan公式チャンネルでは、システムソフトウェア バージョン4.50(SASUKE)で更新される機能の一部を紹介する動画を公開しております。
外付けハードディスクの拡張ストレージ化
外付けハードディスクの拡張ストレージ化により、ゲームやアプリケーションを外付けハードディスクへ直接保存、起動ができるようになりました。
対応している外付けハードディスクは、「USB 3.0による接続」や「容量が250GB以上かつ8TB以下」が条件となっております。
また、同時期マウントできるのは1台のみとなっておりますが、複数台をフォーマットして入れ替えることは可能だそうです。
その為、差し替えて利用できる台数は、実質的に制限はありません。
本体ストレージと拡張ストレージの物理的な違いは、PS4のシステム上での区別はないため、別のハードディスクにあるアプリケーションをホーム画面上の「フォルダ」機能でまとめることも可能です。
さらに、接続されていないハードディスクに保存していたゲームやアプリも、ホーム画面上にはアイコンとして表示されておりますが、右下に警告マークつくだけで、扱い的にはディスク版をインストールして抜いた場合と同様だそうです。
ブーストモード
ブーストモードは、PS Pro 4のみの機能となっており、高スペックを活かしGPUが約2.3倍の処理性能になり、CPUやメモリも最適化されることによりPS 4 Pro向けにアップデートされていない過去のゲームのパフォーマンスを最大限に引き出せる機能となっております。
可変フレームレートを採用しているソフトウェアタイトルには、ブーストモードによりフレームレートを向上させることができ、30Hzもしくは60Hzで動作するようプログラミングされているソフトウェアタイトルに対してフレームレートの安定化させることができる。
なお、PS4 Pro発売以降のゲームは原則すべてPS4 Pro Enhancedとして販売されておりますが、それ以前に販売されたソフトウェアは、PS Pro 4向けのパッチがあとから配信されるようになってきました。
しかし、一部ソフトウェアでは未だにPS4 Pro Enhancedに対応しておりません。
そこでブーストモードを使用することで非EnhancedタイトルでもGPUパワーを最大限に引き出し、フレームレートの向上や安定につなげることができるようです。
PS VRがBlu-ray 3Dへ対応
タイトルからお分かりになるかと思いますが、VRヘッドセットを使ってBlue-rayの3Dコンテンツを利用できるようになりました。
また、PS VRがシネマティックモードの画質も改善され、仮想画面サイズが小または中の場合、リフレッシュレートが向上されたようです。
その他のアップデート
今回のアップデートは他にも様々な内容の新機能がありますので、以下にまとめます。
- クイックメニューの操作性を改善
- お知らせのリニューアル
- アクティビティーに直接テキストまたはスクリーンショットを投稿可能に
- アクティビティーがGIF投稿に対応
- アクティビティーでゲームのタグ付けが可能に
- スクリーンショットの保存先にFacebookとTwitterが追加
- パーティー作成後に公開、非公開が選択可能に
- Windows、Mac、Androidからリモートプレイ中に端末のマイクが使用可能に
システムソフトウェア バージョン「v4.50」は、2017年3月9日から随時配信されておりますので、早めにアップデートすることをオススメします。
出典元:engadget
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