Parallels、簡易版である「Parallels Desktop Lite」をMac App Storeでリリース

2017年3月6日に、Mac向け仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop」の簡易版である「Parallels Desktop Lite」をMac App Stoteにてリリースしました。
Parallels Desktopとは
Parallels Desktopとは、Mac向けの仮想化ソフトウェアであり、Mac上で「Windows」などのOSを立ち上げることができます。
Parallels Desktopは、Intel版のMacが登場したときに、真っ先に対応し、その後はライベルである「VMware」と肩を並べている。
Macのハードウェアを仮想化して利用するため、CPUからエミュレートするエミュレーター環境よりもネイティブに近い処理処理速度が実現できております。
この機能の分野では、Macで最大のシェア率を誇っており、Macの仮想化ソフトと言えば「Parallels Desktop」という風潮があります。
Parallels Desktop Liteとは
Parallels Desktop Liteは、「Linux仮想マシン」と「OS X仮想マシン」をサポートしており、いずれもダウンロードやインストールして実行することができる。
しかし、「Windows仮想マシン」をインストールして実行する場合は、「Parallels Desktop Lite」では利用できず、「Parallels Desktop」を別途購入するか、アプリ内課金が必要となっております。
なお「Parallels Desktop Lite」の料金は7,400(円/年)となっております。
なお、「Parallels Desktop Lite」ユーザーが、「Parallels Desktop」へ移行することは、推奨されていないため注意が必要です。
Parallels Desktop Liteの説明文は以下のとおりです。
- Linux 仮想マシンをダウンロードして実行する – 無料
- OS X® 仮想マシンをインストールして実行する – 無料
- Windows 仮想マシンをインストールして実行する – アプリ内で購入が必要
- Parallels Desktop Lite を使用して、Mac で次のオペレーティングシステムを実行できます。
- Windows 10、Windows 8、Windows 7、Windows Vista®、Windows XP
- 大部分の Linux ディストリビューション
- macOS Sierra 10.12、 OS X El Capitan 10.11、OS X Yosemite 10.10、OS X Mavericks 10.9、OS X Mountain Lion 10.8、OS X Lion 10.7x
なお「Parallels Desktop」は、ライバルである「VMware Fusion」の仮想環境を移行できますので興味のある方は、この際移行してみてはいかがでしょうか。
「Parallels Desktop」を購入される方は、以下から購入することができます。
※2017年3月6日現在では、通常版 6,813円で販売されております。
Parallels Desktop 12 for Mac Retail Box JP (通常)
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