Apple、次期iPhoneの全てのモデルへ急速充電が可能なLightningコネクタを採用か

先日の記事で次期「iPhone」のコネクタにUSB-Type-Cが搭載される可能性があると書きましたが、今度は違うリーク情報です。
2017年3月3日に、Apple関連の情報に詳しいKGI証券のアナリストであるMing-Chi Kuo氏が、2017年に販売される次期「iPhone 」へ急速充電が可能になるUSB Power Deliveryに対応したLightningコネクタが全てのモデルに採用されることを発表した。
また同氏は、有機EL(OLED)搭載モデルには新しいL字型のバッテリーが用意されているともコメントしております。
USB Power Delivery対応 Lightningコネクタ
Kou氏によると、新型「iPhone」シリーズのコネクタには、USB Type-Cを採用せずに従来通りLightningコネクタが採用されるものの、USB Power Deliveryへ対応した急速充電が可能になるようです。
急速充電を実現するために、テキサス・インスツルメンツの電力管理とサイプレスセミコンダクタの電力供給チップが採用されるようです。
Appleは、Lightning規格からMFIプログラムのライセンス収入を得ていたり、USB Type-Cと比較してもLightningケーブルがコンパクトであることから、USB Type-Cへ移行するメリットが無いようです。
12.9インチのiPad Proは、すでにUSB 3.0のスピードをサポートしており、「Lightning to USB Type-Cケーブル」による高速充電が可能となっているようです。
なお、iPhoneを含むLightningコネクタ付の他のディバイスは、USB 2.0のスピードをサポートしているようです。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、次期「iPhone」へは、少なくとも1つのモデルには、Lightningコネクタの代わりにUSB-Cポートが採用されると報道しておりました 。
しかし、報告書の文言はやや曖昧で、Appleのコミュニティの間で多くの混乱を引き起こしてしまいました。
これに対し、今回のリーク情報はあくまで「Lightning to USB Type-Cケーブル」を採用した急速充電へのサポートとなっているため現実味があります。
Appleが販売している新型MacBook/MacBook Proには、Thunderbolt3ポートが用意されており、USB Type-Cと同じ形状をしております。
Appleは、次期「iPhone」と一緒に「Lightning to USB Type-Cケーブル」を同封して、新型MacBookシリーズとの接続を可能にするようです。
出典元:MacRumors
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