Apple、バッテリー交換が必要な場合に設定から通知が可能に

2017年2月24日にTechCrunchによると、「iOS10.2.1」を搭載している端末で「設定」の「バッテリー情報」からバッテリー交換が必要な場合に通知される機能が搭載されていたことがわかりました。
バッテリー交換が必要な場合に通知
リチウムイオンバッテリーには、使用していると消耗していくデメリットがあり、スマートフォンに搭載されているリチウムイオンバッテリーの寿命は、およそ2〜3年と言われている。
この点は、Appleが公式サイトで説明もしており、あるバッテリーが一定数の寿命を迎えた場合は交換が必要になる。
Appleは、「iOS 10.2.1 」の設定アプリにあるバッテリー情報に「バッテリーの交換が必要です」という通知を新たに用意しており、一般ユーザーには、段階的に提供されていくと推測されます。
なお、バッテリーの寿命については、OSがバッテリー交換が必要と判断した場合にのみ表示されるため、ユーザーは端末に内蔵されたバッテリーがどの程度浪費されているのか把握することが出来ない仕様となっている。
バッテリー交換が必要であると判断する正確な基準についてAppleが提供している「Apple Care Plan」にも記載があるが、同社は最大充電回数と寿命についての情報を公開している。
iPhone6/6sシリーズで発生しているシャットダウン問題
iPhone6/6sシリーズ(Plusを含めた)の一部で、突然画面が真っ暗になり、充電して再び起動しなければならない問題が多発している。
Appleは、本日までこのバグ解決に取り組んでおり、シャットダウン問題を軽減するアップデートをようやくリリースすることができた。
修正版OSは、「iOS 10.2.1」とっており、アップデートを行っているユーザーはすでに修正パッチがあたっていることになる。
今回の修正によりiPhone 6sで80%、iPhone6では70%ほど問題を解決できたようだ。
アップデートにより完全にシャットダウン問題が解決したわけではないようですが、不具合に悩まされているユーザーはまずはアップデートをすることをおすすめする。
なお、iPhone 7ではこのシャットダウン問題が報告されていないようだ。
Appleは、昨年に一部の端末のバッテリー交換に関するリコールを発表しており、その時もバッテリーにより端末が突然電源が切れる症状でしたが、今回のバッテリー問題と似ているが、本件とは問題も解決方法も異なるようだ。
お気軽にお書きください