Apple、次期iPhoneのワイヤレス充電システムの開発をBroadcomと連携か

2017年2月18日にCNBCは、JPMorganのアナリストであるHarlan Sur氏が、次期iPhoneには、Broadcomと共同開発され、さらにカスタマイズされたワイヤレス充電システムが採用される可能性が高いと報告していることがわかりました。
Appleとチップ大手のBroadcomとの間で行われたワイヤレス充電パートナーシップは、約2年間続いているとSur氏は話している。
しかし、Samsung社のGalaxy Note 7のバッテリー関連のリコール問題について、Appleは敏感になっており、2017年のiPhoneではワイヤレス充電機能が搭載されないかもしれない可能性もあります。
Sur氏の予測は、2017年製のiPhoneに関する他の予想と一致しており信憑性が高いと思われます。
Appleのアナリストである「Ming-Chi Kuo氏」は、今年リリースされる3台のiPhoneの全てにワイヤレス充電が搭載するために、Appleは「Wireless Power Consortium」に加わったことを確認したと発言している
※Appleの「Wireless Power Consortium」への加入はこちらの記事をご参照ください。
他にも、2017製のiPhoneは背面ガラス製になると噂されており、「ガラス製の裏蓋は、金属ケースとの信号干渉を減らすため、ワイヤレス充電に役立つ」と同氏は話しております。
さらに、「急速充電や拡張充電などの独自機能を追加して、パックとの差別化を図ることは可能です。Apple独自ハードウェアエコシステムの価値をより高めることができます。」とコメントしている。
iPhoneのアップデートによりBroadcomにとって5億〜6億ドルの規模に拡大する可能性があると推測しております。
これにより、Broadcomの株価は金曜日に1%上がっているようだ。
今月に入り、次期iPhoneに関する噂が明確になっており、ワイヤレス充電の採用はほぼ確実なものとなってきそうです。
以下に次期iPhoneのワイヤレス充電に関する記事を載せます。
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