Microsoft、Visual Studio 2017を3月7日に正式リリース

2017年2月10日に米国Microsoftは、同社の統合開発環境「Visual Studio 2017」を米国時間の3月7日に正式リリースすることとを発表しました。
今回のアップデートでは、同ソフトによる「モバイル開発」や「クラウドアプリケーション開発」まで網羅した大型アップデートとなっております。
さらに同社は、Macintosh環境で動作が可能な「Visual Studio for Mac」の開発も進めており、統合開発環境としてより大きなものを目指しているようです。
なお、提供開始日に「同社によるライブ講演」が予定されているようです。
Visual Studio 2017の特徴
「Visual Studio 2017」では、コストパフォーマンスと生産性の向上、さらに言語機能とモバイル開発機能の強化などが施されております。
さらにコーディング時のナビゲーションや「IntelliSense」、リファクタリング、デバッグといった機能も考慮されたアップデートとなっている。
同社のクラウドサービスである「Micorosoft Azure」向けのアプリケーションを開発するためのツールも組み込まれている。
今回のアップデートで「Xamarin」が統合されており、「.NET」ベースの「Androidアプリ」や「iOSアプリ」、「Windowsアプリ」の開発が可能になりました。
また、従来までVisual Studioのインストールに時間を多く費やしておりましたが、インストールする際のエクスペリエンスを刷新し、セットアップ時間を大幅に短縮することができました。
また、同社は3月7日のリリースには「Visual C++」に対する修正を多数よういすると発表している。
「Visual Studio 2017」のRC(リリース候補版)が現在もダウンロード可能となっております。
Visual Studio がリリースして20周年
Microsoftが「Visual Stusio」のファーストバージョンをリリースしたのが「1997年2月」となっており、今月で20周年となります。
「Visual Studio」はMicrosoftにとって、思い入れのあるソフトウェアとなっております。
ちなみに日本語対応の「Visual Studio」のファーストバージョンがリリースされたのは、1997年5月30日となっているようです。
「Visual Studio 2017」を検証しているデベロッパーは、まずは、RC版をダンロードして使用してみてはいかがでしょうか。
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