Apple、iPhone 8を予定通り10月に発売か – サプライチェーンメーカーの変更は無し

2017年5月8日にAppleから販売されているプレミアムモデルであるiPhone 8が、販売は延期されずに例年どおり10月に販売されることがわかりました。
iPhone 8のディスプレイ供給
今までiPhone 8にはOLEDパネル(有機EL)に技術的な問題や、供給不足などの問題があるため、Appleは今までのようなスケジュールでiPhone 8をリリースすることは難しいと報じられておりました。
OLEDパネルの問題点は、画面一体型指紋認証システムの搭載やフロントデュアルカメラの埋め込みなど多種多様な課題が挙げられております。
しかし、Economic Daily Newsによると、台湾のTSMCは「iPhone 8」に搭載される予定の「A11」プロセッサの生産を6月10日に開始されると報じている。
この情報からiPhone 8は、7月の後半には量産体制に入ることになります。
その為、iPhone 8はiPhone 7s/7s Plusと同時に発表・販売される見通しとなる。
さらに、今回の情報では、ディスプレイ供給以外の部品の量産時期についてもリークされている。
ほかの部品を受けをっているサプライチェーンは?
iPhone 8のフレキシブル基板の製造を担当する「Zhen Ding Technology」と「Kinsus Interconnect Technology」の2社についても6月に量産体制に入る予定であると報じられている。
さらに、バッテリーの製造を担当する「Simplo Technology」も従来通りのスケジュールで量産を開始するようだ。
iPhone 8の組み立てを受けをっている「Foxcon」「Winstron」「Pegatron」の3社も、人材の確保や、大規模生産のための設備投資などを行っていると報じられている。
Appleはすでに、iPhone 8を例年通り販売するためのスケジュールを組んでいるように見受けられるため、今までに報じられてきた問題を解消できたのでしょうか。
iPhone 8の生産状況は?
iPhone 8の生産数を例年通りに達成できても、iPhone 8の品薄状態は解消されないと推測されている。
iPhone 8は、iPhoneの販売から10週年を記念したモデルであり、新しい指紋認証システムやベゼルレスデザイン、ワイヤレス充電機能が採用されるようだ。
そのため、新しいiPhoneを購入したいユーザーは例年より増加し、結果としてiPhone 8の品薄状態が続くと推測されます。
Appleは、例年以上の生産量を確保しなければユーザーの満足できる需要と供給を達成することはできないようです。
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